函館スプリントステークスはその名の通り函館競馬場で開催されるスプリント競走で、中央競馬のGⅢ競走で、2006年からはサマースプリントシリーズの第一戦として指定されています。
創設時から外国産馬が出走可能なほか地方競馬所属馬は1996年から、外国馬は2009年からそれぞれ出走可能になり、現在では広く門戸を開放しています。
競争条件
出走資格
サラ系3歳以上
- JRA所属馬
- 地方競馬所属馬(2頭まで)
- 外国調教馬(8頭まで、優先出走)
負担重量・斤量
3歳52kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減
- 日本馬:収得賞金3,000万円超過馬は超過額2,000万円毎に1kg増
- 外国馬:GI競走1着馬5kg増、GII競走1着馬3kg増、GIII競走1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)
賞金
1着から5着まで順に、3,800万円、1,500万円、950万円、570万円、380万円
サマースプリントシリーズ
当レースを初戦としCBC賞、アイビスサマーダッシュ、北九州記念、キーンランドカップ、セントウルステークスへと続く短距離走者のシリーズです。夏の暑い時期に有力馬を走らせたがらない馬主サイドと盛り上がらない夏場をなんとかしたいJRAの思惑からこういったサマーシリーズが成り立ったものと思われます。
スプリンターにとって秋のスプリンターズステークスが目標だが、キーンランドカップとセントウルステークスの優勝馬にのみ優先出走権が与えられるため函館スプリントステークスはセントウルステークスなどへのステップという見方もあるでしょう。